本日も、令和4年(2022 年)6月 14 日に公表された「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」における「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」から、気になる記載を取り上げます。
重点事項の4「共生社会の基盤整備に向けた取組」の中で、「外国人も共生社会を支える担い手となるような仕組みづくり」、に向けた各種具体的な施策が予定されています。
そのうちのひとつは、高齢化社会に向けた介護環境の整備施策です。
2022年から今後5年の目標として、
「外国人留学生への奨学金の給付等の施策の実施により、介護福祉士資格の取得を支援し、介護現場を長期的かつ安定的に支える人材育成を図る。」と記載があります。
外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
詳細は不明ですが、奨学金には、給付と貸与の2種類があり、前者は返済不要です。こちらの記載には、奨学金の「給付等」とありますので、返済不要の奨学金の可能性があります。
以下、施策の概要です。
医療や福祉の現場など、外国人の増加や定住化傾向を踏まえ、外国人のサービス提供者の需要が見込まれる分野について、奨学金制度の創設など間接的な人材育成の支援策を検討する。
外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
具体的な取り組み策としては以下記載されています。
介護福祉士資格の取得を目指す意欲ある外国人留学生の介護福祉士養成施設等の修学期間中の支援を図り、将来当該留学生を介護の専門職として雇用しようとする介護施設等の負担を軽減することを目的として、学費や生活費などについて、奨学金の給付等の支援を行う。
外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
KPI指標としては、介護福祉士資格取得の目標数や、具体的な給付支援策の実施数などではなく、
「外国人留学生への奨学金の給付等に係る支援事業を実施する都道府県数」となっており、具体的な都道府県数の記載はありません。
数ある国からわざわざ日本という国を選んでもらい、超高齢化社会を迎える日本の介護業界の中で働くことを目指す留学生にとって、少しでも有意義な施策となればいいと思います。
今日はこの辺で。