帰化②-不許可件数はどのくらいなの?-

ビザ・在留資格

帰化について、実際にどのくらいの申請がされていて、許可数、不許可数はどのくらいなのか、気になるところではないでしょうか。

法務省のHPに統計が公表されているのですが、表形式となっており、傾向が捉えにくいというのがありますので、表を一部加工した上で、以下グラフ化をしてみました。
元々の公表数字は、以下をご覧下さい。
法務省HP

2012年から2021年まで、過去10年間の申請者数、許可数、不許可数をグラフ化し、不許可率を算出しました。年によっては、申請者数を許可数が超えている年もありますが(2012年,2020年)、申請に時間が掛かるなどしたため、このような現象が起きていると考えられます。

法務省HPから一部加工

ここから以下の傾向が読み取れます。

  1. 申請者数は、2014年の12,000件をピークに、年10,000件程度で推移
  2. 不許可数は、2012年から増加傾向。500から600件で推移していたが、2020年,2021年は約900件程度
  3. 不許可数増に伴い不許可率も2012年から増加傾向。2012年は約4%であったが、2021年は約11%へ

不許可数が年々増加傾向であることの直接的な原因は分かりませんが、私のHP内の帰化①~帰化の条件は?~で紹介をしたとおり、帰化には大きく6つの条件を満たす必要がありますし、提出書類なども多いようなので、外国人ご自身が申請をすること自体に高いハードルがありそうです。

これから帰化を考えている方は、不許可数は増加傾向にある、という事実は押さえておいたほうがいいのではないでしょうか。

このような場合には、在留資格や帰化を専門に扱っている行政書士に依頼するというのが、許可の可能性を高める方法ではないでしょうか。依頼には当然お金もかかりますが、不許可による機会損失コストを考えると、確実に許可を取るためには、専門家の力を借りることも重要です。

詳しい不許可原因については、また別途調べた上で分析ができればと思います。

それでは今日はこの辺で。

タイトルとURLをコピーしました